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横浜市南区 弘明寺 内科,小児科,皮膚科,消化器内科,肝臓専門医.経鼻内視鏡,大岡医院

小児科

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小児科一般診療

感冒症状(発熱、頭痛、鼻水、のどの痛み、咳など)や腹部症状(腹痛、下痢、嘔吐など)の小児一般の診療を行っています。

当院は「内科・小児科」ですので、お子様のみならずご家族(お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、兄弟・姉妹)も同じような感染症になっているときなど、ご一緒に診療しています。

子供が保育園や幼稚園、小学校に行くようになると、いろいろな病原体(細菌やウイルス)にさらされるようになります。命にかかわるような感染症もありますので、必要とされる予防接種は0歳児から必ずうけるようにしましょう。
肺炎球菌、Hib(インフルエンザ菌)、BCG(結核菌)などの多数のワクチンを0歳児に行う大きな理由は、免疫能の弱い乳児期に敗血症や髄膜炎、結核では粟粒結核など侵襲性の重症感染症を予防することにあります。スケジュール調整も赤ちゃんにとっても大変ですが、受けそびれないようにしましょう。

感染症迅速検査について

流行する感染症に対し、各種の迅速検査ができるようになっています。症状に応じて行います。
すぐ結果がでますのでより適格な治療が可能になってきました。
また、令和3年7月より迅速血液検査(赤血球、白血球などの血算、CRP)の院内測定が可能になりました。小さなお子さんでも少量の血液採取で検査可能です。
◆新型コロナウイルス感染症にてついて
令和4年1月からはオミクロン株の流行で小児、乳幼児の感染者も多数見られます。当院の検査キットは枯渇しており、発熱ある方は学校・幼稚園・保育園などから支給の抗原キットでまずご検査ください。2月からは療養期間の目安は発症翌日から7日間です。

【当院で可能な感染症迅速検査】

インフルエンザウイルス
流行時に高熱のあるときに検査します。
治療薬 タミフル、イナビルをシーズンには常備しております。平成30年発売の新薬ゾフルーザも体重10㎏以上の小児から処方できますが、シーズン前にワクチンを接種しておきましょう。発症後5日を経過し解熱後2日(幼児は3日)まで出席停止です。
溶血性連鎖球菌(溶連菌)
扁桃腺炎で陽性者にはアモキシシリン(抗生物質)を基本的に処方します。10日から14日分処方し、2週間後に糸球体腎炎の合併症がないかを尿検査で判定します。





 
RSウイルス
冬に流行する乳幼児の代表的な呼吸器感染症で乳児の半数以上が1歳までに、2歳までにほぼ100%が感染しますが、心臓に基礎疾患がある幼児や生後6か月未満の乳児では重症化することもあります。1歳未満が保険適応(それ以上は自費)となっています。
アデノウイルス
流行時に高熱のあるときに検査します。
咽頭結膜熱(プール熱)、流行性角結膜炎の原因ウイルスです。主要症状が消失2日後まで出席停止です。ウイルスなので扁桃腺が腫れていても溶連菌のように抗生物質は効きません。
 
ノロウイルス
主に冬季の流行性胃腸炎の原因ウィルスです。嘔吐、下痢などの胃腸炎症状があったとき、必要に応じて検査します(3歳未満が保険適応)。基本的には対症治療とほかの家族への感染予防ですが、脱水防止にOS-1(ペットボトル、ゼリー)を常備しています。
水痘、帯状疱疹
抗ウイルス剤による治療、予防ワクチン(水痘ワクチン)施行しています。皮疹からの迅速テスト(デルマトクイック)で確定診断がその場でできます。

 
マイコプラズマ抗原の迅速キットの検査も行っています。
しばしば流行するマイコプラズマ感染症(肺炎)の原因となる細菌の検査でのどの奥を綿棒でぬぐい液をとって検査します。従来のLAMP法より精度はおちますが、20分ほどで結果がでます。マクロライド系抗生物質(クラリスロマイシンなど)が第一選択であり迅速に結果がでるメリットは大きいです。肺炎が疑われるときは胸部X線検査も行っています。

幼児の感染症の多くはウイルス感染症で、対症療法(安静、補水、解熱薬など)となりますが、水痘(水ぼうそう)など有効な抗ウイルス薬で、症状が早くよくなる疾患もあります。(水痘は定期ワクチンになりましたが、大人を含めて未接種の方が多く、しばしば流行します)
必要に応じて血液検査やエコー(腹部、心臓)、X線検査も行っています。
地域の流行している感染症の情報は日々アップデートしています。

【小児の皮膚疾患・アレルギー疾患】

小児に多い皮膚疾患
あせも、とびひ、水イボなどの治療(スキンケアや早期治癒が望めるときはピンセットでの除去も行います)
アトピー性皮膚炎
重症度判定をおこない、スキンケアの指導や適切な薬物治療(ステロイド外用・プロトピック外用、かゆみ止め、細菌感染に対する抗生物質)を行っています。また喘息などのアレルギー疾患を併発する場合も多いので、ご家族にも対応方法をわかりやすく説明しています。
小児気管支ぜんそく
気道がさまざまなアレルゲンにより慢性的に炎症をおこし、狭くなっている病気です。気道が過敏なのでかぜなどをきっかけに容易に発作をおこしやすくなっています。適切な治療薬を継続することで慢性の炎症をコントロールすることが必要です。

アレルギー検査(イムノキャップ ラピッド)
指先から少量の採血を行い、約20分で結果がでます。
小さなお子様にお勧めです。お気軽にご相談ください。

【乳幼児健診】 乳幼児健診は火、金の午前中に行っています。(要予約です)

横浜市では4か月、1歳6か月、3歳の健康診査は福祉保健センター(南区は南区役所 南福祉保健センターで集団検診として行われています。

横浜市南区の乳幼児健診

その他の節目健診(1歳など)を個別健診として行っています。

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